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今春の学校行事メーンエベント6本立ての最終を飾る、 長男の高校の「入学を祝う会」でした。 タイトルに便宜上「入学式」と書いたけど、 正門横の立て看にも「入学式」と書いてあるけど、 正式には「入学を祝う会」という行事です。 これから長男が通うことになる、 自由の森学園高等学校では、 行事は生徒が実行委員会を作り、 自分たちで一から作り上げます。 もちろん、学校長の挨拶もあったけれど、 それは、今年の「入学を祝う会」を考えた生徒たちが、 「ここいらで鬼さん(高校の校長先生の呼び名です)の話を聴きたいね」 って考えて、入れたってことで、 「入学式だから、学校長の挨拶があって当然」と、 機械的に設けられたわけではないんですよね、たぶん。 式の司会は、 在校生と新入生に扮した、 ある女子生徒が一人の男子生徒に学校の案内をするという形をとって進められました。 司会者が、各クラスの担任、副担任の名前を発表し、 担任、副担任から各クラスの生徒税員の名前を読み上げられた後、 教員の挨拶があります。 それも、生徒たちが決めて、 教員にお願いしてやってもらっている、という感じで、 すべて生徒たちが主導の、手作りの会という暖かさが伝わってきます。 小学校、中学校での卒業式、入学式のような 厳粛な、かしこまっていなければならない窮屈さの微塵もない、 心が熱くなるような会でした。 会のパンフレットに「お楽しみ」という項目があり、 なんだろう?と楽しみにしていると、 生徒が体育の授業で学んだ(というより「体得した」という感じ) 岩手の古い舞踊だったり、サンバだったり。 力強いリズムに心が躍りました。 在校生が歌ってくれた歌も、 生徒たちが歌うことが好きで、 こころから楽しんでいることがわかるような声で、 思わず、自分でも歌いたいという気持ちがわき起こる程でした。 形骸化した「式」ではなく、 こころから、入学を祝ってくれていることが伝わる「会」で、 とてもエモーショナルな体験でした。 そう考えると、 この6連チャンの最初(ころりんの卒園式)と 最後(自森の入学式)で好一対という感があります。 ころりん…といえば、 ころりん時代からの息子の親友にして、 私の友人の息子、三線少年とは、 5分の1の確率を超えて、なんと同じクラスになってしまいました。 自森では、3年間同じクラスで過ごすので、 これからまたまた濃い付き合いになりそうです。 息子も私も、これからますますW家と深いご縁をいただくことになり、 いったい前世でどんなつながりがあったのかしらん…と思わずにはいられません。 ayakoさんの見た「入学を祝う会」はこちらから… ↓ 入学式
by imakokode
| 2009-04-11 23:13
| 自由の森学園
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