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スローな暮らし、背伸びしないで、できることをできるだけ。 < by niko>
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西伊豆に行ってきました
週末、西伊豆は、井田という、
大瀬崎のちょっと先の民宿に宿を取って、
そこでスキュバーダイビングをしてきました。


17年前、長男の妊娠を期に、それまで3年間やってたダイビングをお休みすることになりました。
子どもがちょっと大きくなったら、託児付きのダイビングサービスに行くか、
父親と交代で子守をして、早期に復帰するつもりでいたのですが、
いろいろいろいろありまして、
結局17年のブランクを経て、やっとダイビングを再開することができました。


チョー楽天家の私なので、
体力は落ちてるし、運動能力も低下してるし、
なにせ長いことやってなかったことなので、いろいろ忘れてるだろうな、
という心配要因を並べてはみても、
「なんとかなるさ」という気持ちでいたのですが、
予想以上にハードルは高かった。


季節が夏に近づいて、水温が上がった頃に、
ウェットスーツで潜れば、もっと楽だったんだろうけど、
長いブランクの後、いきなり初ドライスーツだったので、
中性浮力がとれなくて、というか、そもそも最初は沈まなくて、
というか、そもそもビーチエントリーって講習以外でしたことなくて、
潜る以前に浅瀬で波に揺られて歩くだけで酔いそうになって、
「もしかして、生きて帰られないかも」とチラッと脳裏をよぎる、
ことまではなかったけど、かなりやばかった。

西伊豆に行ってきました_b0081987_14162842.jpg


嫌だな、やばいな、と思ったときこそ、
頭の中で、もう一人の自分が客観的に眺めてる、
という経験を以前のダイビングでしていたので、
自分で「もちつけ!(落ち着け)」ってこころの中で唱えて、パニックにならずにすんだけど、
自分で自分を追い込んでいたら、結構やばかったかもしれないです。


散々な1本目から上がってきた時には、
顔面が蒼白だったらしい。
疲労感よりも、気持ち悪くて吐きそうで、ぐったりして、
スーツ脱いだ後は、民宿の部屋に上がって、
外の晴天にも関わらず寒くて寒くて、布団かぶって寝ていました。
伊豆の2本のダイビングのために、宿とるなんてもったいないと思ってたけど、
宿をとってくれた夫に感謝しました。
初めは、ダイビングスポットとは離れた場所に泊まるつもりだったけど、
そこが満室で、サービスやってる民宿さんに宿をとることになったことも、
これも神様の計らいだったのねーとありがたい気持ちで、布団で暖を取りました。

(続く)
by imakokode | 2010-05-24 14:16 | 海と山と川
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